平成28年 新作博多人形東京展出品作
芭蕉の帯、萩の炉の着物、夏らしい装いの日本髪の女性が夕すずみをしている姿です。
購入いただけますお問い合わせくださいませ。 大きさ:27㎝
平成27年白彫会出品
なげきわび空に乱るるわが魂を 結びとどめよ したがひのつま
物の怪おとしの護摩壇にくべる 芥子の香りがついた桂着を脱いで 鏡を手にする六条の御息所、
その中には 葵上に取り憑いた物の怪の顔が写 っていた。
『一条大路での車争いを元に御息所 の物の怪が葵上に憑いたのは源氏 二十二歳の夏でした』
という源氏物 語第九帖『葵』に題材を取りました。
第45回 新作博多人形展 九州通商産業局長賞
第36回福岡県伝統工芸品展 福岡市長賞
源氏物語「蛍の帖」、玉鬘です。
暗闇の中、舞い飛ぶ蛍に照らし出される美しい玉鬘を表現しています。
博多人形白彫会で「源氏物語千年祭」にて、各々分担し作成した一品です。
美しさと賢さを兼ね備えた玉鬘の一族は、源氏物語の中で最も繁栄したと言われています。
玉鬘の故郷は、佐賀県唐津という説がございます。
背景にあるのは、源氏物語の各章の香を表現した「源氏香」の屏風です。
第38回 福岡県伝統工芸品展 福岡市長賞
第59回 新作博多人形展 福岡市長賞
足は地面に着かず、衣の部分で支えられているため、安定もありながら軽やかに浮遊しているように見える人形です。
衣も髪飾りも違う質感に見えますが、同じ粘土でできています。
細工や彩色の違いによる違いをご覧いただければと思います。
イタリアミラノ・ミラノ万博「ジャパンサローネ」にて
購入いただけますお問い合わせくださいませ。大きさ:36㎝
若々しく美しい「木花咲耶(このはなさくや)」の人形です。
『日本書紀』や『古事記』にも記される、日本の女神の一人です。
木の花が咲きほこるという意味から、繁栄・豊かさを象徴し
女性の守護神として、そして安産や子育ての神様としても祀られています。
「木の花」とは古代一般的には桜のことで
古代の貫頭衣をモチーフにした白い着物には、桜を手作業で掘り込み金色に彩色しています。
頭にも桜の花飾り、手に止まった鳥も桜の枝をくわえさりげない桜づくしの意匠になっています。
購入いただけますお問い合せくださいませ。
第51回 新作博多人形展 博多人形商工業協同組合理事長賞
香木を焚き、香り楽しむ茶道の流れの一つ「香道」の姿です。
香道では香りを楽しむ事を「香りを聞く」と言います。
手に献花を持った観音菩薩像です。天恵のシリーズものです。
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